イソフラボン

イソフラボンは、豆類に見られるポリフェノールの一種で、特に大豆の胚芽部分に豊富に含まれています。

脂質の酸化を防ぎ、抗酸化作用のあるイソフラボンは、女性ホルモンの“エストロゲン”と非常によく似た働きをすることから、美と健康を守る成分としてよく知られています。

エストロゲンは、月経や妊娠に深く関わっているほか、血管を丈夫にしたり、コレステロールを減少させる働きをしています。

さらに、骨からカルシウムが溶け出すのを防いでいるため、骨粗鬆症や、今、問題となっている生活習慣病を防ぐ効果も期待できるのです。

閉経後、エストロゲンの分泌量はどんどん減ってしまいます。更年期障害の不快な症状をやわらげて、肌のツヤやハリを保つためにも、イソフラボンを摂取して不足分を補い、体を正常に機能させるように努めましょう。

人間の体の中には、男女を問わず、男性ホルモンと女性ホルモンがバランス良く存在していますから、“エストロゲン”は女性にしか必要ないというものではありません。

細胞のガン化を抑制することから、乳ガンや前立腺ガンを予防する効果もあることも知られています。

大豆食品から摂るイソフラボンには特に副作用の心配はありませんが、サプリメントによる過剰摂取では、ホルモンバランスが崩れて月経周期が乱れたり、子宮内膜増殖症などになりやすいというおそれがあります。

イソフラボン摂取量は1日あたり70mg〜75mgを目安として、サプリメントでは30mgまでの摂取に留めておきましょう。