ビタミンB6

人間の体の約60〜70%は水分ですが、それ以外は、皮膚、髪、爪、筋肉、内臓などの細胞を構成しているタンパク質で構成されています。

ビタミンB6は、タンパク質の代謝に欠かせない栄養素であり、免疫機能を正常に保ち、神経伝達物質の生成にも関わる重要な栄養素です。

タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、さまざまな働きをしていますが、ビタミン6は、アミノ酸の代謝をスムーズにしてくれます。

妊娠中毒症、つわりの原因となっているキサンツレン酸を抑制する作用がありますので、特に、妊娠中の方は不足に気をつけましょう。

ほかにも、心筋梗塞や動脈硬化をまねく物質「ホモシスティン」の血中濃度を下げたり、ホルモンバランスを整えてPMS(月経前症候群)を改善する効果もあります。

神経伝達物質の生成には、さまざまな栄養素が必要になりますが、中でも特に重要な栄養素とされているのが、神経の再生を促進するビタミンB6です。

機能が衰えてしまった脳は、神経伝達物質の生成が難しくなり、老化につながります。

脳の老化を防ぐためにも、意識的にビタミンB6を摂取しましょう。

ビタミンB6は、マグロ、サバ、レバー、バナナなどの食品に多く含まれていますが、不足すると神経機能が低下し、不眠、うつ、免疫力の低下、貧血等になるおそれがあります。

サプリメントのビタミンB6は、副作用の心配もありませんし、余剰分は尿として排出されてしまいます。

ただし、大量摂取を続けると神経障害を起こすおそれがありますので、1日の上限量を60mgとして、表示された用量をきちんと守って摂取するようにしてください。