ビタミンD

日光を浴びることで皮膚で合成される「ビタミンD」は、人間が体内でつくりだすことが出来る唯一のビタミンです。

ビタミンDにはカルシウムの吸収を良くする働きがあり、骨量を増やして骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症の予防に役立ちます。

カルシウムは筋肉の収縮にも深く関わっていますが、必要量のカルシウムを骨から取り出し、スムーズな筋肉収縮のサポート役になっているのがビタミンDなのです。

最近の研究で、ガン細胞への栄養補給を妨げる働きがあることが分かり、ガン細胞の増殖を抑制する効果も期待されています。

このように、ビタミンDはさまざまな重要な働きをしていますから、成長期の子供や妊娠中の方、筋肉の収縮を滑らかにして、骨粗鬆症を防ぎながら元気に過ごしたい年配の方、病気を予防して健康的な毎日を送りたい方など、男女を問わず、全ての世代の方々に必要な栄養素です。

ビタミンDを多く含む食品は、100gあたり干し椎茸17μg、クロカジキ38μg、紅鮭33μgなどですが、1日の上限量は50μgとなっています。

サプリメントを利用する場合は、過剰摂取により下痢や吐き気を引き起こすことがありますので、適量を守って摂取するようにしてください。

ふだん、日光(紫外線)を浴びていれば、ビタミンD欠乏症になる心配はまずありません。

何らかの理由で外に出ることが出来ず、日光を浴びることができない場合は、幼児の場合は成長障害、成人の場合は骨粗鬆症や骨軟化症などのビタミンD欠乏症を引き起こすおそれがありますので、十分に注意してください。