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よもぎ
「よもぎ」は、北海道を除いて日本に広く自生するキク科の多年草で、若葉を用いて草餅に使用するなど、昔から親しまれている植物です。
食材とされるほかにも、傷の手当てや食あたりなどにも使われていて、漢方では、鎮痛、健胃の分野に用いられています。
「よもぎ」の芳香成分となっているα-ツヨンやシネオールには、腰痛、神経痛、筋肉痛、生理痛、リウマチなどから引き起こされる痛みを緩和する作用があり、整腸作用や止血作用、食欲増進、胃腸を丈夫にするなどの効果も期待できます。
また、葉緑素を非常に多く含んでいるため、血液浄化作用と殺菌作用に優れ、傷の手当てにも使われています。
「よもぎ」には、ビタミン類やミネラル類もたくさん含まれていますが、その中でも“ビタミンA”の含有量が多く、体に害を与える活性酸素を無害化してくれる働きがあります。
また、発ガンを抑制する因子「インターフェロン」を含むことから、ガン予防にもつながるとされています。
体を温めたり、消炎作用がある「よもぎ」は、7月ごろ摘み取った葉を陰干しして乾燥させたものを保存しておき、天然の入浴剤として利用されてきました。
血行が良くなって、腰痛や神経痛をやわらげる効果があり、近年ではアトピー治療にも使われています。
もともと食材として利用されてきた「よもぎ」には、副作用や健康被害の心配はありませんが、キク科の植物にアレルギー反応を示す方や、過敏症の方は使用を控えるようにしてください。
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